期待はしてなかったが、どんどん年金支給年齢が上がっていきそうな気がする。最近は老後破産や苦老人なんて考えさせるような言葉を聞く。
よほど健康に自信がないと無理じゃない?今からベビーブーム世代が一斉に年を取ってくるがどうなるの?老後はいくらあれば快適に過ごせる?
みんなの平均貯蓄額や中央値を参考にしながら、我が家の使い道を考えてみたよ。
みんなの貯蓄額が知りたい
このあいだ貯蓄0円が多いけど富裕層が平均貯蓄額を上げてるってニュースをみた。いわば超貧乏と裕福な人の金額差がすごいってやつ。詳しいことが知りたいから総務省統計局をみてみた。
2人以上の世帯の貯蓄額
2017年 1,812万円
2016年 1,820万円
2015年 1,805万円
2008年の統計から全て一千万超えてる。もちろん貯蓄保有の中央値も高い。
この年収があるならこれぐらいは貯めてる人が多いってことなのかぁ。
今度は金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]を参考にした。
31.2%の貯蓄ゼロを含めた中央値、この金額のほうが現実的じゃないかな?
通帳とか貯金箱とかタンス預金とか家の中をゴソゴソとかき集めてこの金額に達してたらひとまず安心しそう、しかし定年リタイア後を計算すると大幅に足りない。
退職後を消費支出で計算
1ヵ月の生活費で計算したら老後の必要資金が把握できるかな。
数円単位をざっくりと毎月28万でやってみた。
こんな感じでシミュレーションすれば目安額がわかる。
満足できて一生困らない金額は生活スタイルによって人それぞれ違う。
逆に少ない金額でも毎日を楽しく生活し貯金もしてる人なら老後資金は多くなくても良さそう。一概にこのラインだったら大丈夫とは言えないかも。
家賃も入れると、考えていたより大金がいる。
こうやって計画的に見直してみると貯蓄の中央値の380万は年齢が重要かもしれない。
生涯現役なんてのは全員が当てはまらない!働く気力があっても病気にかかると体力が落ちる。
生活費の内訳
どこにどれぐらい予算を使うかを考えた時に役立つのがこれ。
年齢や一人暮らしは関係なく家計簿に載ってる項目は使える。
例えばこんな感じ。
- 食費
- 日用品
- 住居費
- ガス・電気・水道
- 医療費
- 交際費
- 車関連
- 趣味・娯楽
- 保険
- 美容・衣服
自分の両親のことを考えたら年をとっていくたびに増えるのと減る箇所が違ってきてた。
大病をしたことがなく、ほとんど風邪もひかないぐらい元気だったけど最近は病院に行くことが多くなったし数回ほど入院してる。身体が丈夫な人でも医療費は増えていくと思ってたほうがいいかも。
ここは人それぞれだろうなぁ。あと外食より弁当を頼むほうが多くなってた。
両親がいくつも契約してたけど、年金のみになると大変になって保険料が高いのを止めてた。そのこともあり自分達は金額が変わらない医療保険、夫だけ生命保険に一社のみ加入してる。
しかし自分達が高齢になったとき医療費の自己負担割合がどれぐらい必要になるかが不安だけど。
住居スタイルによってもコストが変わるなぁ。
一軒家が良さそうに思うけど高齢になると階段や段差が大変になってくる。住居選びは難しいね。老人ホームに入所するのにもお金が必要になるから生活費の他に貯めてないときつくなるのかも。
転勤などの引っ越しで体験したこと。
一年のガス代をグラフ化。
細かいのが苦手だと大変だと感じるとこ。
どのあたりが変化したかをのせてる。
ライフスタイルは同じなのに支払う金額が違ってた。
まとめ
老後の生活費について「けっこうかかる」というのが正直な感想。早くからコツコツと貯蓄してたほうが良さそうだけど老後のためだけに頑張るのも嫌だというジレンマ。収入を増やすして貯金を少し多めにするのが一番かな。