那覇市では見たことがなかった。初めて沖縄最北端の旅で知り興味がわいたので買ってきた。
珍しいので沖縄土産としても最適だけど、少しだけ重いのが難点。
包装にヤンバルクイナの絵
温かみがあるオレンジ色の包装には特定の地域でしか生息していない国の天然記念物がのってる。
商品名の下にのってるイラストが「ヤンバルクイナ」だよ。どこにでもいそうな鳥だと思いがちだが、ほぼ飛ばないことで有名。ちなみに北部でドライブすると道路標識にもなってるから頻繁に目にするよ。
参考 ⇒ 沖縄県那覇市から辺戸岬までの記録
だからこのナントゥ餅を渡されたら最北端で観光してきたと分かる!そんな名物ぽいスイーツ。
ここで手に入れた
購入できた場所はパワースポットで知られる大石林山に併設されてる精気小屋アシムイカフェ。
極端にコンビニなどのお店は少ないから探すなら道の駅!
ここにも手作り黒糖風味のナントゥー餅が売ってた。大きな駐車場もあるから停めやすく食事もできる。地元の農作物も販売されてるし土産の品数も豊富なので楽しい♪
白ごまが散りばめ細長い形
ふじや食品で製造された生菓子。袋を開けると勢いよく皿に2本ストンと落ちてきた。脱酸素剤と細くて四角い10センチぐらいの長さの菓子は一本ずつ透明ラッピングされてた。
簡単にセロハンは剥がせた。茶色の艶、そして全体的にぷるんとしてるので「ういろう」みたいに見えるが、こちらの表面は白ゴマを散らしてる。
グイッと押すようにしてフォークで切ってみた。ぷにぷにしてるから少しの力をいれただけでへこんでしまうけど無理なくカットできた。
中は何も入ってない。
一本で満足感がある
原材料はもち粉と黒糖がメイン。
激甘なのかと思ったけど、全然違った!!
伸びずに歯切れがいいのは使われてる原料にもち粉だけでなくでん粉が入ってるからなのか?けっこう美味しい♪意外と好きだなぁ。
最初はパクパクいけそうな感じだったが1本食べると腹持ちがよくなった。すごく満足感がでたけど、食べすぎてないよね?
さすが和菓子、ケーキやスナックより低い。しかもカルシウムが26ミリグラムとれる。
どんな食べ物で種類について調べた結果
観光客用に開発された商品ではなく地元のスーパーで販売されてそうな食べ物。気になったから調べた。
くんじゃんは国頭(くにがみ)のことだよね。商品名の「なんとぅ」は何を意味してるのか?
こういうときに頼りになるのはグーグル先生だろうってことで質問してみた。
なんか意味が微妙で幅広い。どっちが正しい?それとも両方が間違ってるのか?
もう少し詳しく知りたい!さらにグーグル先生に質問。
同じように蒸してつくるみたいだけど葉っぱだとはがしにくいとか。
長寿や健康を願う縁起物と書かれてるが、wikiには民話の由来がのっててムーチーは鬼退治のために使われたとか、ちと怖い。でも昔話ってそんなものかぁと思いつつ読んだ。
どんな時に出されるのか、再トライ。
月桃の葉で包んだちまきに似たカーサムーチー、正月を祝う味噌味のナントゥー(年頭)、十五夜のお供えに使われるふちゃぎ(吹上)、屋敷御願に用いられるウチャヌク(御茶の子)、四十九日の法要に供えられる骨餅など、本土にはない種類の餅が多数存在する。wiki
なるほど!一般的に正月用に出されるもの。しかも餅といっても行事ごとに様々な種類と呼び名があって、古くからある雑煮の風習や餅つきといった行事はないんだね。
私が旅行したのは秋だった。
風習とかの背景を考えたら奥深いなぁ。
ちなみに通販ではムーチーは見つかるのに、ナントゥ餅は出てこない!
しかも手作りの粉や月桃の葉まで売ってるよ。
次回いくときがあったら候補にいれて食べ比べてみたいなぁ。
まとめ
温かいさんぴん茶とおやつタイムを満喫したよ。流行りのスイーツでなく昔からある伝統食だけあってシンプル素材で食べやすい味だった。
食べたのはナントゥー餅。
ここでは購入場所や味、どういうお菓子なのかを書いてるよ。